古くなったパソコンが意外なかたちで処分された時のお話

我が家では家族も私も頻繁にパソコンを使用しています。
しかし使っていたパソコンは年月が経ち寿命が来てしまったのか動作や処理能力がかなり遅くなってしまいほぼ使えない状態になってしまいました。
愛着はあったもののこままでは不自由でしかなかったので買い替えを検討しました。
結果、昨年に同じメーカーの最新式のパソコンを購入しました。
現在かなり便利です。

ただ、ここで問題となるのが、以前使っていたパソコンをどうするかです。
粗大ゴミのように処分するには(先程も言いましたが愛着がありましたので)なんだか切なく感じます。
しかし、このまま持っていても場所を取るだけで邪魔になってしまいます。
ましてや、寿命なので恐らく売ることなども出来ません。
結局答えは出ないまま取り敢えず放置となりました。

しかし翌日のことです。
何故かその古いパソコンは置いてあった場所から消えていました。
不思議に思い家族に「古い方のパソコン捨てちゃったの?」と尋ねました。
答えは切なくも簡単でした。

実は家族が古くなった洋服を売りにリサイクルショップへ行く際に、たまたま目に入った古いパソコンも持って行ったそうです。
家族としては「10円にでもなれば良いかな?」という感じで持って行ったそうです。
私は「いや、買い取ってくれなかったでしょ?10円になったの?」と尋ねました。
すると家族は「何か3千円で買い取ってくれたよ。何か部品交換すればまだ売れるみたい。驚きだよね。」と、何だか想像もしていなかった事実を教えてくれました。

私が今回の古いパソコンの処分の件で感じたのは「世の中は自分が思っているよりも色んな意味で可能性がある」と言うことです。(笑)
愛着があったパソコンが勝手に売られてしまったのは少し複雑でしたし、金銭的な価値が無いと思っていたパソコンが意外な3千円という額で売れていたことも、何だか嬉しいようで複雑でした。
ですが今後リサイクルショップで売られ、誰かの役に立ってくれる期待が持てたので、処分しなくて本当に良かったです。

そんな感じで長くなりましたが、我が家の古くなったパソコンが意外なかたちで処分された時のお話でした。
以上です。

捨てるものは生ごみだけかも。売れる可能性を捨てないで